分譲マンションとは

分譲マンションとは

分譲マンションとは、「部屋ごとでオーナーが違う」という特性のある物件のことです。

ワンオーナーで取り仕切っているわけではなく、オーナーが別々になることを理解して利用しなければいけません。
ただ、このような特性については、「住む方はまったく知らなくても住める」ようになっています。
というのも、分譲マンションを購入、賃貸として利用される際は、「不動産業者と話を進めて契約を組む」だけだからです。

購入の際は、「住宅ローンの審査、もしくは住んでも問題のない相手であることの証明が必要になる」のですが、賃貸物件として販売されているものに対して賃貸契約を組む・・・だけであれば、問題などはまったく発生しません。
先ほどの住んでも問題のない相手というのは、「日本人で、且つ国内に在住していることを証明できる人」のことです。

海外の人も住める分譲マンションは数多く存在しますが、日本人の審査より審査時間が長くなりやすいです。
近年では、国内、海外の人で分譲マンションの販売、トラブルのケースが違っているという特徴もあるので、こちらについても事前に知っておいたほうが良いでしょう。

また、「大家、オーナーは別物」です。
大家は管理人、オーナーは「出資者の1人」という扱いになりますので、同じものだと勘違いしないように注意してください。
長々と分譲マンションについて案内させていただきましたが、分譲マンションには分譲マンションだけのメリットがあります。
例えば、「壁が厚く作られている物件が多い」ので、騒音トラブルを避けることができます。

次に、「社会的なステータスを有している人が住んでいる割合が高い」というメリットもあります。
賃貸だけでなく、高い料金で販売も行なっているので、金銭的なトラブルを抱えている人では、ローン審査に通らない、入居者として不適格である・・・と判断されることが多いのです。
そのため、住んでいる人にとっては「隣人を信用して住める」というメリットも発生します。

分譲マンションのデメリットなど

分譲マンションにはデメリットも存在しますので、良ければ以下のデメリットについても確認しておいてください。

まず、「古い物件は壁が分厚すぎる」というデメリットを抱えています。
定期的に外壁工事(メンテナンス)を行なっているため、見た目的にはキレイ・・・という物件が多いのですが、住んでみると狭い、もしくは湿度が高くなりやすい物件もありますので、古い物件の購入には注意したほうが良いでしょう。

さらに、「古い物件は安いわけではない」ことも知っておいたほうが良いです。
人気の有無に関係なく、不動産業者のほうで価格設定を行なっているので、妙に高い物件が売りに出されていることもあります。