住宅購入の流れ

様々な手続きが必要になります

家探しをした結果、住宅を購入することになった場合にはどのような流れになるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
住宅を購入するまでには様々な手続きが必要になるため、必要書類などを確認しながら一つずつ手続きを確実に済ませなければいけません。
一般的な住宅購入の流れについてご紹介します。

住宅決定から申込みまでの流れ

家探しは時間をかけてじっくりと行うようにしてください。
人生の中でもかなり大きい金額の買い物をすることになるため、そう簡単に決断するようなものではありません。
良い住宅を見つけるためにも不動産会社に問い合わせをしたり、モデルルームやモデルハウスの見学に出かけたりして様々な情報収集を行って下さい。
もうこれ以上住宅に関する情報は必要ないと思えるくらい、納得できるまで情報を集めることが大切です。

様々な方法を駆使して住宅に関する情報を集めた結果、ようやく購入したいと思える住宅を見つけた場合は、できるだけ早めに購入申込みを行って下さい。
仮に分譲物件や中古物件の場合は他にも購入希望者が存在していると先約が優先されるため購入できなくなってしまいます。
物件によっては購入の意思表示をして仮申込みを行った時点で申込証拠金の支払いが必要になる場合があります。
申込証拠金の相場は5~10万円程度になります。

ローンの申込みと売買契約

住宅を全額現金にて支払う場合には必要ない手続きですが、ローンを利用しなければいけないという方は住宅購入の申込みを行った時点で住宅ローンの申込みも同時に行って審査を受けてください。
しっかり資金計画を立てて無理のない返済ができるようにライフプランを考えながら検討して融資の申込を行ないましょう。

契約を完了するまでに重要事項説明や契約書の内容を確認し、納得できない部分がないか最終的な確認をしてください。
正式に売買契約を結んでから手付金として物件価格の1~2割を支払うことになります。
最初に支払った申込証拠金は手付金の一部に充当することもできます。
売買契約を結んだ時点で勝手な都合で解約することは基本的にできないため、支払った手付金も戻ってこないと考えてください。

売買契約を結んだら正式に住宅ローンの申込みを行ない、本審査を経て住宅ローンの契約も完了することになります。
住宅ローンを利用する場合は物件の引き渡しに応じて支払われることになります。
新築物件の場合は工事の完成に合わせて融資が実行されることになります。

引き渡し

住宅ローンの融資が実行されて無事に購入代金の支払いが完了すると引き渡しが行われていつでも入居できる状態になります。
不動産の所有権移転登記などの手続きは司法書士などに依頼して行われることになります。