家を売る時の流れ

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確認しておくとスムーズです

急に引っ越しすることになったとか、家族構成が変わったためもっと広い家が必要になったなど様々な理由で現在所有している家を売ることになるという機会が発生した時に、どのような流れで手続きが必要になるのかを知っておくとスムーズになります。
実際に私も以前に家の売却について相談を受けたことがあり、丁寧に説明させてもらったのですが、戸惑うことなく手続きできて良かったと喜んでもらっています。
ここでは一般的な家を売る時の流れについてご紹介します。

大まかな流れ

家を売却する際には必ず不動産会社に仲介してもらうことをおすすめします。
不動産会社に仲介してもらうことで仲介手数料が発生することがデメリットになると考えられますが、それ以上にメリットがあると考えて下さい。

個人間で不動産の売買を行うと、トラブルが発生した時にどちらが責任を持つ持たないで大きな問題に発展する可能性があります。
よく起こりがちなトラブルとしては、家の不具合が見つかったとか、重要事項説明に漏れがあったなどが原因で、どちらの言い分も変わらずに押し問答になってしまう場合には埒が明かないため訴訟問題に発展する場合もあります。
不動産取引のプロである不動産会社に仲介してもらうことで、これらのトラブルを未然に防ぐことができて気持ちの良い取引が実現します。

不動産会社に仲介を依頼する前に、どのくらいの値段で売却したいと考えているのかを周辺地域の相場を把握しながら確認しておきましょう。
信頼できる不動産会社を見つけて、家の査定をしてもらってから最終的に売却価格を決めるようにしてください。
なお、この段階で一社の不動産会社に絞り込むのではなく、いくつかの会社に査定を依頼してみるのもおすすめです。

最終的に仲介を依頼する不動産会社を決定したら媒介契約を結んでいよいよ家の売却を行ないます。
すぐに希望者が見つかる場合もありますし、なかなか見つからない場合もあります。
購入希望者が見つかったら価格や条件などの交渉を行いながら物件情報の開示を行ない、売買契約を結びます。
代金を受け取り、抵当権抹消や所有権の移転などの手続きを行ったら最終的に家を引き渡すことになります。

不動産会社選びがポイント!

このような流れで家を売却することになりますが、肝心なのは信頼できる不動産会社を選ぶことです。
大きな金額が動く取引にもなるので、しっかりサポートしてくれる不動産会社でなければ安心して相談することもできません。
良い不動産会社なのかを見抜くのは難しいかもしれませんが、実際に担当者と話をしてみると明らかに対応が良いところと悪いところがはっきりとわかるものです。
面倒かもしれませんが、ぜひ色々な不動産会社の担当者と話をしてみることをおすすめします。